グルタミン酸の科学-うま味から神経伝達まで-
栗原堅三・小野武年・渡辺明治・林 裕造 著 講談社サイエンティフィク、2000
まえがき |
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序章 |
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1章 |
食物の味とうま味の役割
- 味の生物学的役割
- うま味物質の化学
- うま味の特性
- 食物の味を決める成分
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2章 |
うま味の受容機構
- 味覚器の構造と機能
- 味の受容機構
- うま味の神経生理学的研究
- うま味受容体
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3章 |
うま味認知の脳内機構
- 空腹感の定義
- 食欲の定義
- 空腹および満腹感における生体の内部環境情報
- 摂食の調節に関する学説
- 大脳による食物情報の処理
- 食物の味覚認知
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4章 |
脳における神経伝達物質としてのグルタミン酸
- はじめに
- グルタミン酸受容体の基本構造およびそのサブタイプと機能
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5章 |
体内のグルタミン酸
- 体内で合成できるアミノ酸と合成できないアミノ酸
- アミノ酸はどのように合成・分解されるか
- グルタミン酸の合成、生理的機能と各臓器内代謝
- 食べたグルタミン酸のゆくえ
- 栄養は食べることから始まる
- グルタミン酸の体内移動
- 脳におけるグルタミン酸の合成と代謝
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6章 |
グルタミン酸の安全性
- はじめに
- 安全性評価とリスクアセスメント
- JECFAにおける安全性評価
- 神経毒性の評価
- 有害影響の臨床報告とその問題点
- まとめ
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